Part7、残すところあと僅かとなりまった。
写真選別し終わった直後はその量に軽く目眩を覚えたけどどうにかなるもんだね…。
作品写真はすべてクリックでFlickrのページにジャンプします。
『essense.』で展示されてた製作中の新作「受動二輪」。
blogを見たらオリジナルは8年ぶりってことだったけど、アレそんなに長いこと作ってなかったっけ?と思ったらROOSTER BOOSTERが前の酉年だから…ホンマや…。
『あらあらこまった堂』カラス天狗さん。
竜人さんのみずほ先生で流行の火がついた脇腹のお肉の表現にもでらーTさんのフェチが乗っかることでここへきてさらに洗練されてる!
毎回メディコス超像可動ジョジョシリーズの原型を展示している『匠工房』にあったおおかみこども花・雨・雪の原型。
よく考えたら細田作品でヒロインの立体物って結構珍しいよね。あ、サマーウォーズのヒロインはカズマきゅんだった。
『Reply from…』では柳生さんの新作ミクが。
なんかもう有無を言わせない完成度でふるえが来る…。
クリアパーツは軽やかさの演出とともにエッジが紛れてちょっとした造形のアラ隠しにも貢献したりするもんですがこの髪からはむしろマクロ撮影上等じゃオラーって気迫すら感じます。シビレル。
アティ先生。
可愛らしいデフォルメでも編み上げブーツがそこはかとなくえっちいから大したもんですよ。
『造形処御陀仏庵』デフォルメエリザベス&タナトス。
サフ展示やスミ入れ展示ってどうしても「ああ塗装間に合わなかったんだな」とか思われがちですが、記号の取捨選択センスが問われるミニサイズかつデフォルメは塗装状態よりもこうしたサフ状態の方が誤魔化しが効かないぶんガチ勝負を挑んできてる感じがするのであるます。こゆとこWF歩きに大事なポイント。
SAOアスナ&キリト。
もっとも元のキャラ自体がサフ状態で「あっ○○の△△だ」と認識させられるだけの記号を盛り込んでいるからこそってのもあるんだけど、その記号が持つ意味を原型師さん側でどれだけ咀嚼できているかが最終的にはキモなわけです。こゆとこWF歩きに大事なポイント。
『とらbrindle』つぼみさん無限シルエット。
パールが綺麗だったんだけどあんまりうまいこと写ってないな…。やっぱしこれは同スケールの地球と一緒に飾りたいかも。
プリキュア版権はずっと下りるか下りないかわからないバクチ的なところがあったんだけど去年の夏WF以後ついに「放映終了後2年以上が経過した作品のみ版権許諾可」と待望の明確な線引きができたそうで、今後はコンスタントにプリキュアのガレージキットを目にすることができそう。
こういうのって実はバンダイ版権の中ではわりと画期的な話だよね。
『M-door』SF小説「夜の大海の中で」表紙に出てくる宇宙探査艇。
…なんて知った風に書いてますが原典全く知りませんごめんね。でも原典知らなかろうが造形として面白いと思ったら立ち止まってしげしげ眺められるのがWFのいいところ。むしろ知らないことが多い人の方が新たな発見に出会える場所とも言えましょう。
そしてあまりに有名なバーサーカー。
よーっく考えてみたら09年の夏WFでギンギラ塗装が眩しいのを撮らせてもらってた!どんだけバーサーカー好きなんだ自分。
『こねっか~ず』エルビア・ハーナイマン。
むっちんむっちんのぱっつんぱっつんやな!
こっちはWSCに選出されたIAの作者ウミヤマさんの新作、ままま式GUMI。
今回何度も思い知らされた「デジタル原型こんなところまで来ちゃったの!?」感をまたここでも。最終的な磨き上げは人の手が入らないといけないとはいえもうすでに手原型に対するデジタル原型のディスアドバンテージなんて皆無と言って過言じゃないね。
『こねこね喫茶』キュアマリン。
さすが歴代プリキュア随一のアホなポーズとアホな顔が似合う子。コフレの迷惑そうな顔もいいね。
『CONTRIBE』ダンガンロンパのモノクマをかたどったシルバーリング。
見た瞬間はなかなかのキワモノに思えたけど、もともとのデザインがスタイリッシュなことだし普段使いにもそんなに悪くない気がしてきたよ。
『梨の木屋』パンツァードラグーンのブルードラゴン。こいつはたまらんかっこいい!
こんなにかっこいいのに本人のTwitterを見ると「古くからのゲームファンには評判が良かったのですが、SEGAの紙袋を持った今のファンには見向きもされないという面白い現象を味わってきました」という全おっさんゲーマーが泣きそうなコメントが…。
『Manticore』さよならジュピターの木星探査艇JADE-3。
これ!このアイテムチョイス!さよならジュピターなら他にTOKYO-3とかMUSE-12とか印象的なメカがあろうはずなのに敢えてのJADE-3!ああたまらん。
『キロハナ』ねんどろいど風another鳴ちゃん。
以前のうさぎドロップりんとか小品ながらものすごく的確に雰囲気を押さえたキャラ造形をしてくるのがとても印象的。
『萌ヱ☆美学』アヌビスは森羅万象チョコあたりに出てきそうな感じ。
挑発的な表情とか装飾品の精度とか、これも元イラストよりキャラを掴んでる系ですなあ。
『二次元分離帯』全世界のネコ好きの間でこれは弔いか冒涜かと物議を醸した(知らんけど)あのフライングキャットが堂々のキット化!
前述のJADE-3みたいな「今あえてこれを作るか」の正反対、「今じゃなきゃ作れない」に出会えるのもまたWFの醍醐味なのであるよ。
オエー。
AAの立体化も数々見てきたけどなんでこんな精緻な造形でゲロ再現してんのって呆れ果てた。
『グリズリーパンダ』のミクダヨーさんの悪ノリ具合がエスカレートしてた!
メタリック塗装のせいで表面のうねりの再現性がイヤな方向に際立ってる!
…えらいもんでミクダヨーさんみたいなもんでも金色に輝いてるとなんだかご利益ありそうに思えてくるから怖い(たぶん錯覚)。
しかし見れば見るほど3Dスキャンしたのかと疑いたくなるほど愛と意地と悪意に満ちた再現性だよね…。
さあ次回はいよいよラストのPart8!もうちょっとだけ付き合ってね!