WF、トレフェスに続く新規イベント・キャラフェスことキャラクターズフェスタが神戸に来てくれました。
というかトレフェスがいつの間にか開店休業みたいな感じなので実質的にはトレフェスが名前変わっただけなの?なんにしても神戸開催はありがたい!
というわけで台風が過ぎ去った不快感まみれの曇天の下を行ってまいりまった。
撮影させてくださったディーラーの皆さんに感謝!
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使用カメラ・レンズ:Canon EOS R・Carl Zeiss Milvus 2/50M ZE
※9/27追記 ディーラー名・リンクに間違いがあったので訂正しました。
『Off Scouring』島田愛里寿。
ガレージキットイベント自体が4年ぶりだったからちょっとした浦島太郎状態なんだけどガルパン人気はまだまだ衰えてないのを実感できて少し安心した。
ぐるぐるボッコボコ愛里寿ちゃん。
むしろジャンルとしての安定がそこにはあり。
こちらは『83℃』の愛里寿。
もちろんネタにばかり走らずオーソドックスにキャラの魅力を表現する方向も着実に進化していて。
なんというかこう、ああガレージキットシーンに帰ってきたなあ、帰ってこれたんだなあという感慨めいたものがありまった。
下段を賑わせていたへっぽこ干支シリーズ。
最近ならシタデルカラーとかファレホあたり使ってピャッと仕上げられちゃうのがいいね。
『リスキーパイナポー』、ホムンクルス「求愛エトランゼ」の明科蛍。
会場で見てる時は全然気づかなかったけどおっぱいやお腹に積層ピッチ出てるってことはデジタル原型なんだこれ。
初めて見るディーラー名だったんだけどサイトを拝見するとzbrush使いはじめてからの成長が著しい様子なのでちょっとチェックしていきたい。
『CREA MODE』とうらぶ鶴丸国永。
しかしまあアレです、全般的にもうデジタルか手原型かとかパッと見じゃわかんないとこまで来てます。
手原型にしては細部の面構成がスケールのわりにただ事じゃないぞ…でもこの表現デジタルでやるの大変でしょ…ってしばらく考え込むんだけど、こういうとこ見てようやくああデジタルかーって納得する。そんな化かし合い(いや原型師さんそこまで考えてないと思うよ)。
不夜の薔薇 ネロ・クラウディウス。
デジタル原型におけるシワ表現はそのうねりや絞り全てに造形した本人の意志・美的感覚が反映されていて、そこにはパテや粘土を折りたたんで勝手にできるような偶然(肌感覚やノウハウが生み出すものでもあるから偶然と言うより蓋然かもしれないけどそれはともかく)は全く介在し得ないってこと念頭に置いて見てほしいです。
そんなんどうでもよくて美人さんを見たいって人もいてよい。
ってかもう右も左も新進のディーラーさんばっかりでこの数年のトレンドからの置いていかれっぷりをまざまざと見せつけられますね…。
『ACCEL』に展示されてた竹谷隆之原型の習作…だったかな?
キヌガサタケみたいな頭蓋の内側に見えるぐにょぐにょが絶妙な生理的嫌悪感かき立ててきてステキ。
『松毬(リンク先はTwitter)』上野さん。
性癖に正直なふとももに潔さを感じる。
『YZPハウス』ガネーシャT/B。
シャープ!情報量の洪水!そしてシャープ!!
WFから8000円値上げされてたそうですがそれでも完売してました。いやこれはメガミデバイス触ってる人なら欲しがるでしょ。
ところでフレームアームズガールとメガミデバイスの違いってなんやねんという誰もが抱くであろう素朴な疑問についてですが、浅井さん曰く「武装神姫を見てあんなの作りてえ!!と集った若人が中心にいるのがFA.G、武装神姫を立ち上げたロートルが俺たちまだやれるよなと一旗揚げたのがメガミデバイスとお考えいただければだいたいあってます」だそうです(昨年のおおさかホビーショーでのトークより)。
ここの丸モールドの溝にアクセントでクリアパーツ入ってるの嬉しくない?気持ちよくない?ね!?
『すぺあている』アリス・ギア・アイギス金潟すぐみ。
こちらも凄まじい情報量。
武装神姫が花開かせたこの路線がいよいよ様々に結実しているなあと思わざるを得ませんよ。
州天頃 椎名。すごい名前だな!
こんなとこで全くの余談なんですが、EOS50Dの頃はとても使い物にならなかったF9とかF11とかまで絞り込めるようになったのは自然光撮影派の空条さんにとってとてもありがたいです。暗所特性の高さは正義。
『オムニ社』バニーしほさん。
ふしだらな母と笑いなさい(言ってない)。
18年冬のWSCに選出されたあかちょむさんの『苺MilkTea(リンク先はTwitter)』エミール・ベルタン水着。
一躍話題になったプリンツ・オイゲンやWSC選出作のサンタリリィとは違った肌色の多い造形で、決してディテールが勝負の人じゃないですってのがよくわかります。
ファンアートで言うところの「○○さんが描く△△が好き」みたいな固定客って版権ものの立体ではそうそうできるもんじゃないはずなんだけど、そういうのを早くも掴んでるのがちょっとどころじゃなくスゴイ。
同スペースで原型展示されていた『造形フォルテ(リンク先はTwitter)』ウマ娘ゴールドシップ。
こちらも小物の作り込みが丁寧で完成が楽しみ。
『鶴の館』葛飾北斎。
相変わらずこの確かな造形力には安心感しかないです。
この評価が果たしていいのか悪いのかわからないけど、千鶴さんが自分の好きなキャラを作ったってことそのものがファンにとってのご褒美になる、そういう方だと思ってます。
アビゲイル・ウィリアムズ。
ヤフオクとかでアホほど転売してるアホ見ましたけど神戸なら昼でも余裕で買えますからね!ほんと正規で買ってね!買えなかったら諦める!これ大事!!
…ってそんなことはどうでもよくて、何を作っても上品な仕上がりになるのがまた千鶴さんのいいところ。
おしりもくるぶしも実に上品。
新作の巴御前アーチャー・インフェルノ。
…えっとFGO全く触ってないんで何かしら間違ってたらごめんなさい。
袴とおしりの微妙な空間であたためられた最高が吹き出してますね。
こんな感じで刀を手前に突き出してるポーズも以前のカメラでは難儀したものです。だから何の話だよ。
『popstick!』サーバルちゃん。
こういう小ぶりでも丁寧な作品は見ててにこにこしてしまう。
『JETBOY』サクラクエスト木春由乃…いやサクラクエストの立体物なんてものが、しかもこの完成度で拝めるとは。
回転ディスプレイだったんでフレーミング失敗したけど逆にこの作品の安定感のあるんだかないんだかみたいなポーズの妙が出たかも?
Part2に続くよー。