WF☆20に行ってきた・序章

※手元のメモを見つつ思い出しながら書いているので、随時修正or追記が入ります。悪しからず。

自分勝手な中止発表でいいだけ業界を揺るがしたはずのワンダーフェスティバル20周年記念イベント『WF20』がなんと3/19(日)に開催されてしまった。
といってもオフィシャルなものではなくあくまでWF20のコンセプトに乗っかった有志によるトークイベント。仕掛人は『F-FACE』浅井真紀氏『鬼将軍』寒河江弘氏、場所はあのサブカルトークショーのメッカ新宿ロフトプラスワン。イベント名も正式には『WF20(ワンフェストゥエンティ)』ではなく『WF☆20(ワンフェス☆ニジュウ)』。つのだ☆ひろ同様に☆は読まない方向で

こんなユカイそうな企画を見ておかねえ手はねえと急遽夜行バスを手配、参加してきた。LPOにも一度は行ってみたかったし。
思えば去年のコミケスペシャルの時もこんな感じではしかにでも罹ったかのような熱を帯びて上京したんだったっけなあ…。


事前の告知が(LPO公式サイト以外)ほぼ1週間前まで皆無に近かったこと、また雨模様も手伝ってか空条が到着した8時ごろにはまだ掃除のおっちゃん以外人っ子一人いなかったんだが11時を過ぎて気付けば大行列、きれいにキャパシティ限界まで詰め込まれた場内はスタート前から不思議な熱気に。
6時間の長丁場のトークは2時間ごとの3部構成で行われるという。
第1部は『WF以前からのガレージキット創生期、そしてWFの誕生とゼネプロ時代の終焉』までを当時の立役者ゼネラルプロダクツ(現GAINAX)佐藤裕紀・首藤一真両氏をゲストに迎えつつ年表と共に振り返る。
第2部は『’92年、ゼネプロ武田氏による「怒りの終了宣言」から海洋堂主催時代の到来と美少女フィギュアの台頭、JAF-CON勢力との二極化・闘争、EVAショック、そして「リセットへ」』の流れをMAX渡辺氏(マックスファクトリー代表)、伊藤克仁氏(前ホビージャパン編集長)、安藝貴範氏(グッドスマイルカンパニー代表)の3名と語る。
第3部は『「リスタート」以後のWF、オリジナル作品の市民権獲得から完成品の時代へ』を金谷ゆうき氏(BABYsue)、そして引き続きMAX渡辺・安藝両氏と検証していく。

※このイベントは有志よって行われるもので 
「WF20製作委員会」「ワンダーフェスティバル実行委員会」とは一切関係ありません。 
勿論敵対イベントでもありません。

と浅井氏自身のサイトでも前置きされていたとおり、今企画はあくまでも「それぞれの視点から見たWFの20年を持ち寄って、集まったみんなでその全体像を俯瞰してみようじゃないか」というところにその主眼が置かれており、その姿勢は最後まで崩されることはなかった。もっとも時折ホビージャパンや「あ」周辺について暴走しかける浅井さんを寒河江さんが羽交い締めにして(うそ)押さえる一幕もあったが。

と、まずは大まかな概要だけ。ちょっととても1つのエントリに収めきれねえ量のテキストになるので『WF20』カテゴリを設け、キーになる部分を何度かに分けて書いていきたい。

それにしても1部の途中から相席になったあの人がコタツガさんだったとは…どうせなんだから自己紹介しときゃよかった(;´Д`)

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