ワンダーフェスティバル2011Winterルポ・Part1

日本の冬。WFの冬。そんな感じのアレで今年もワンフェスの季節がやってきましたよ。
今年の記録的な寒さの前には暑がりの空条さんもさすがにステテコ&腹巻きの重装備で朝5時すぎから参戦してまいりまった。
…といっても正しくは6時からみたいなもんなんだけどね。まあ聞いてちょうだいよ。

始発組の到着時刻に合わせて会場前には5時20分ごろに着くようホテルを出ましてね。そしたらエントランスでは昨年の冬に見たのと同じような感じで正面玄関2階への階段を上るよう誘導してるんですよ。
あ、こりゃまた徹夜組扱いされるなと。だったら始発組が着いて先頭へ誘導される時刻までここでしばらく待っていようと。
そうこうしているうちに始発列車の到着時刻から5分ほど経った頃ですかね。

ここの2階の広場は奥の方で海浜幕張駅からの歩道橋が接続してるんですけども、そちらの方から1階広場へむけて誘導されてくる大きな列が見えてまいりましてな。
1階広場はすでにその列を誘導してゆくとおぼしき簡易フェンスが張り巡らされ、我々の目の前を悠然とその列が通り過ぎてくわけですよ。

…え?なに
今回は徹夜列生かすの?
それともこれは始発組を駅から直接誘導してきたの?

あれよあれよと眺めている間にもう始発2本目っぽい集団までやってきまして、おいおいそりゃねえよと慌てて2階へ上がり列に合流したものの時すでに遅く。
前日宿泊のアドバンテージは見事消え去り始発2本目集団の後ろにつかざるを得なくなっちゃった空条さんでした。
こちとら徹夜などというマナー違反はせずにきちんと始発の時刻に合わせて来てるってのにンモーなんなのこの宿泊組に優しくないシステム!?
いやまあしょーもない知恵を働かせてず諾々と誘導に従ってりゃ済んだ話なのかもだけど。ちぇー!!

…で、これが待機列の確定した直後の様子。位置的には4ホール搬入口の前あたり。すーっかり出遅れちゃいました。
まあ今回は絶対に欲しい!!ってほどの稀少アイテムもなかったからいいっちゃいいんですが朝からいきなりミソついた気分はやっぱりそんないいもんじゃないよね…。

といつまでグジグジしててもしょうがない。気持ちを切り替えてお祭りを楽しもうじゃあないですか!ってわけで写真ルポいっくよー。

前回のTF神戸から導入したおニューのカメラとレンズでばしばし撮りまくり、合計200枚を軽くオーバーしてしまいまった。ボツ写真含めると350枚。
そういうわけでかなり長丁場のルポになると思いますが飽きずについてきていただけるとありがたいです。撮影許可くださったディーラーの皆さんに感謝!
キャプションとか要らないからとっとと写真見せやがれって方には今回からFlickrを用意したのでそっちをご覧あれ。 
例によって例のごとく東方・化物語・けいおん!・らき☆すた系は全スルーにつき余所をあたってください。

使用カメラ:Canon EOS50D
使用レンズ:TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1
&SP AF17-50mm F/2.8 LD Aspherical

まずは今回のお買い物から。夏WFで参考出品されてた『RCベルグ』アサルトのマイタンク。

もちろん反転状態のディテールもこのとおり。パッケージは当時のポスターやインストカードで使われてた模型写真のイメージで撮影されてます。

『SOY-YA!!』劇場版クラッシャージョウのスリーピングビューティーことマチュアさんのカプセル。
この絵は公開前に雑誌で見てえらいコーフンしたっけなあー。

カプセル内のマチュアさん。
当時から不思議だったんだけど乳首にコードつないで一体なにモニタしてるんだろうね…?

カプセルの方もスタジオぬえ独特のソリッドなライン構成がよく出てます。

TF神戸ではサフ状態だった『ワンダーバングル』のワイルドの君・リコさんが塗装されてたので改めてパチリ。

柔らかいラインと直線的なラインがいい案配に共存してまする。八重歯も可愛らしいね。

展示のみだったマキさんはリコとのまとまりを優先してるっぽいポージング。
髪の毛の空気感とかいいね。

会場全体が暗いわりに照明はギラギラ→シャッタースピード稼ぐため絞り開放→ピンがこない&白トビ…。
なんか今回そんな写真ばっかりです。せっかく撮らせてもらったのに申し訳なさすぎる!

『ボーメ屋』ミクとはちゅね。
ムッシュはけっこう余所のディーラーの作品を見て「俺も作りたい!」って作っちゃう御仁のようなので、これもたぶんWSC選出の『とらbrindle』のミクに触発されたんじゃないかと。
髪パーツだけで何キロあるのかな…。

『GREEN LILY』あーちゃん。
肩のひねりと膝からふくらはぎのラインが絶妙な華奢さを演出してます。

『こえだちゃんデータベース』の新作はまさかの実在人物、ねんぷち風・橘高文彦。
よくよく見るとギタリストな指先の表情までがっつり作り込んであってうひゃーってなる。

『METAL BOX』エヴァ初号機『ira』。
うん全然ピン来てないし開放ボケしまくりでなにがなんだかわかんなくてごめん!!

口の中までえげつないことになってます。蛍光色の差し色がかっちょいい。

こっちは零号機『avaritia』。ポジトロンライフル引きずるのは初号機の役目なんだけど…まあカッコいいからいい!

フィギュアマニアックスで「はじっこ模型道場」を連載中の『小型模型研究会』小瓶に入った極小サイズのどうぶつたち。
こんな吹けば飛ぶような大きさでもちゃんとレジンで複製されてます。

『つるぎや』ねこのひと(冬)。
ねこのひとシリーズを構成する記号「はいてない&アンニュイな顔」をこっち方面へ直球に振ってる人はまだあんまりいない気が。

前髪の後れ毛と睫毛が植毛で表現されていて、より表情がセクシーに見えまする。


『ZOOMOTH』ではキン消しフォーマットで作られたベラボーマンや景清、金剛番長なんかが。

ベラボーマン。キン消し体型でもあんまり違和感ないのがおもしろい。
おみやげに買おうかと思ったけど完売でした。

ブラックベラボー。ゲーメストなしでは18面のゾルタンとの混合攻撃を越せずに終わってたろうなあ…。

『てくてく堂 造型部』スタトレTOS世界でも最強の部類に入るドゥームズデイ・マシーン。
わりと有名なエピソードとはいえこんなものにまで版権を下ろしてくれる大らかさは昨今のガレージキット事情にあって非常にありがたい存在ですよ。

以前サフ状態だった『ACCEL』あざみがまた矢竹さんのカッチョいい塗装を施されてお目見えしてましたよ。

サフ状態でも充分に伝わってきた凛々しさに肉感が加わってなんともこれはなまめかしい。

『はるまき工房』可動素体CHOKKA。
女性のお腹をボールジョイントのシルエットだけで表現する思い切りのよさが面白くてパシャリ。アッセンブルボーグの設計思想も似通ってはいるけどここまでの大胆さはなかったなあと。

Part2へつづくよー。

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