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おかげさまで第4刷"|Syndicate this site(XML)|『How to SATCHIN』在庫僅少!"

るーこ完成!

実はここんとこずっとコレ作ってました。卓球模型さんの『るーこ・きれいなそら』。今までのノリなら作業過程を公開したりもするんですが、ちと今回は思うところあって完成までダマテンで手を進めてました。
スガワラさん作のサッチンに続く2体目のガレージキットの完成。今週末から来週半ばにかけて天気が崩れそうな予報が出てたので今日はいそいそと近所の公園で撮影会。花散らしが来る前に桜と一緒に撮れて大満足であります。
使用カメラはWFと同じくキヤノンPowerShot G7。原稿用紙にアルミホイルを貼り付けて簡易レフ板も用意。屋外の写真は全部クリックで大きいのが見られますよ。大きいといろいろとアラが見えますが「みんな雑誌やblogできれいな作例写真ばっか見て無駄に目が肥えてるだろうけど近くで見れば大抵そういうもんですよ」ってのを赤裸々に綴るのもそれはそれで大事かも知れないなどとわかったような口を利いてみる。
折しも京都には温家宝が来訪中。町なかでもない我が家の周りでも辻ごとに制服警官が立っていて、徒歩5分の道のりとはいえそんな昼日中をこのペドいフィギュア連れて歩くといういつ職質くらっても言い繕いようがないアヴァンチュール感がたまりません。

ねえねえこのしゃしんちょうかわいくね?←親バカ

全高約14センチ。2月のWFで購入してから休み休み、製作期間は正味1ヶ月強ってところかしら。yr?さんの作風は以前からモロツボでして他にもWSCの由綺&マナとか「かわにしさんちのいもうとさん」とかも購入してるんですが…すいません手つかずです(;´Д`)

ほらもうちょうちょうかわいくね?←落ち着け

向かって左の髪の毛がかなり大きく気泡欠けしてて、0.3mm真鍮線を軸にシアノンとアルテコで整形した以外は全てタミヤ光硬化パテで表面処理。さほど大変な箇所もなくストレスフリーで作業できた印象があるです。右腕がお腹にぴったり這っていたり左手に持った上着がさらに左脚にまとわりついていたり(見えない部分で上着を左脚に接合するガイド穴がある)一見すると摺り合わせが大変そうですが、パーツの精度が非常に高く実はほとんど素組み状態だったりします。
ちなみに頭は前髪と後ろ髪を接着して後ハメですがかなりギチギチの組み合いだったので、ハメ込みには以前こちらのサイトで見た「顔をラップで保護してハメ込んでからラップだけ引き抜く」という方法を使ってコスレ・色移りを予防しました。
あと離型剤落としはコタツガさんとこで紹介されていた「水につけて入れ歯洗浄剤(ポリデント、タフデントなど発泡式のやつ)を放り込んで放置」というのをやってみましたよ。漬けおき時間はものの15分ほどで充分みたい。効果の有無は離型剤の材質によってまちまちかも知れないけど、シャツのシワの間など入り組んだ場所でもしっかり落ちてくれてるようなので「中性洗剤とクレンザーを付けた歯ブラシでこする」に代わる最新のトレンドになるかも。ものが入れ歯洗浄剤だけに身体にも優しいし。安いものなのでキットの大きさやパーツ数に応じてちょっと多めに入れておけばいいと思いますよ。

サッチンではラッカー缶スプレー+コピックでの塗装と『How to SATCHIN』に準拠した作例だったわけだけど今回はオーソドックスにラッカーのエアブラシ+エナメル筆塗りで。
彩色プランらしいものはあっても調色はほとんどアドリブなのでカラーレシピはあまりアテになりませんが主にこんなところ。
髪の毛明部…クレオスの新色クールホワイト20:ガイアカラーのブリリアントピンク1+蛍光ピンク微量
髪の毛暗部…ブリリアントピンク10:蛍光ピンク1
肌明部…ガイアカラーフレッシュセットのシャドウピンク+蛍光ピンク微量
肌暗部…ガイアカラーフレッシュセットのシャドウオレンジと…なんだっけ(;´Д`)
乳首…肌明部色にガイアカラー・クリアオレンジと蛍光ピンクを様子見ながら調合
ズボン・上着…クレオス・ブルーFS15044
上記のシャドウ…ブルーFS15044:ブラックを15:2ぐらいで
ソックス…肌暗部にニュートラルグレーとブルーFS15044を適量
ブラウスの袖・リボン…ガンダムカラー・メタス用ブルー9+ガイアカラー・パープルヴァイオレット
シューズ…ブラックにガイア蛍光クリアでコート
目…タミヤエナメル・ブラック1:ブラウン3(睫毛)タミヤエナメル・クリアレッド、クリアブルー(瞳)
光沢調整時、半光沢部分(肌)はスーパークリアつや消しと蛍光クリアを1:0.9ぐらいでやってます。

すじ、ぽっこりおなか、脚の付け根に寄ったシワとyr?さんが全て集約された箇所。やっぱこの人ヘンタイだ!←褒め言葉
ベースは近所の100均で売ってたなんか壁を装飾するフレームとかいうやつを利用。こんなもん壁に掛けて何が楽しいのかは不明。

塗装は肌からスタート。
最初はエア缶直結で吹いてたんですがエア圧がすごくて全然制御できずムラになりまくりでドボン。二度目はなんとかうまくいったものの、エア缶は1本1000円近くするのに消費量がシャレにならないわ気化熱で右手中指に軽く凍傷ができるわといいことなしだったので、思い切ってコンプレッサーを導入しました。巷で人気のリニアコンプレッサーL5+Mr.エアレギュレータ3のセット。
エア缶とは比べものにならないほどの繊細さに驚愕ですよ。L5+レギュレータのエア圧が最大1.5〜2ミリパスカルで、これでやっとエア缶で絞りに絞った状態ぐらい?そりゃみんな「騙されたと思って買えヽ(`Д´)ノエア缶で微妙な吹きなんか無理ヽ(`Д´)ノ」って言うよ…。

コンプレッサー導入で一気にノリノリで作業を進めてたんですが、顔の描き込みも終えてあとは細かい部分の筆塗りを残すのみという段階まで来たところで乳首をどうするか悩みまして。最初コピックで描いてたらカラーレスブレンダーでぼかしてる間に塗膜が荒れかかってきたのでがんばってエアブラシで描くことに。
しばらく練習したあと円テンプレートをあてがってシュー…思いっきり楕円の乳輪ができて失敗。さてどうするか、とりあえず上から肌色吹いてリカバーだなと思った矢先。

表で作業してたんですが。
手が滑りまして。

コンクリートの地面の上にカツンコロコロって

肩口とお腹と右の太腿の塗膜がね、やられちゃいまして。めげずにリカバーしようとしたんですがよく見たら太腿には軽く傷が付いてまして。

ドボーン。

危うく折れそうになる心をなんとか立て直してその日のうちに肌塗装まで取り返し、次の日には乳首と服の塗装もやりなおしましたよ。オレえらい!ヽ(`Д´)ノ
乳首は結局テンプレートは使わず細吹き一発、上から肌色を重ねて乳輪の形を整える方式で。
もともと最初ブラウスのカラーリングは肌を強調するため現在と全く正反対、つまり全体がブルーで袖口がホワイトだったんですが、いざ首を組みつけてみると顔の下に暗い色があるせいで顔全体が沈んだ印象になってちょっと気に入ってなかったんでちょうどよかったと考えることに。肌もコンプレッサーで吹き直せたしね。
それはそうとこのひざこぞうは我ながらうまく塗れたなあと思うわけですよヽ(`Д´)ノ
ここまでしっかり膝を作り込む原型師さんもあんまりいないよね。

滑り台の上に乗せてみた。
レシピ見てもらえばわかりますが、今回ことあるごとに蛍光クリアや蛍光ピンクをおまじないのようにあちこちで入れてます。特にシューズの蛍光クリアコートではブラック1色で塗ってるのに太陽光の下で青く光り蛍光灯下ではうっすら緑がかるというおもしろい効果が出ましたよ。クレオスのクリアでコートするだけだと表面がなんか水飴っぽい感じになってなんか違う気がするんじゃよねー。
この上着もスーパークリアつや消しに蛍光クリアを少量混ぜてコートしてます。

風が強く太陽が雲から出たり入ったり忙しくて撮影も一瞬の勝負になってたんですが、雲がかかってても肌がわりときれいに見えるのはやっぱり蛍光クリアのおかげかしら。
薄暗いイベント会場でも蛍光成分によって光が励起され、肌の色が沈まずアイキャッチ効果が高いという理由から同人誌の世界ではカラー表紙をCMYK+蛍光ピンクの5色分解、またはマゼンタを丸ごと蛍光ピンクに置き換えた4色分解で印刷するといったことが10年以上前から普通に行われてたわけですが、同じ理由で展示用の完成品の塗装には積極的に使ってみることをディーラーさんにはオススメします。

強風で散り落ちてた桜の花をあしらってみる。やっぱり太陽光に勝る光源はありませんなあ。
あと今更ですがTo Heart2自体は全く全然知りません。もう完全に造形のみで買っちゃったんで。おほほ。

さてここからは屋内での撮影。部屋の蛍光灯+左右からデスクスタンド2灯の計3灯で。ステージはamazonの箱をバラした簡易撮影ブース的なもの。

ぐるりを撮り終えたところでデジカメのバッテリーが切れました。

顔はこんな感じ。2枚目の画像を切り取ったものなので色収差がかなり出ちゃってますがデジイチでもないのにそこまで求めるのは酷ってことでひとつ。

んで調子に乗って壁紙作りました。誰が欲しがるんだそんなもん。
1024×768pixels
1280×1024pixels

…といったわけでサッチンから1年あまり、自身2体目の完成品。非常に楽しく作ることができました。
この調子で今年中にあと1体ぐらい完成させられたらいいなあ、せめて仮組だけでもと言うけどこうやって完成させるとやはり乳首は描いてナンボだなあと思うわけです。

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